タイランドエリート生涯会員権とは?タイに一生涯滞在できる希少な旧会員権を徹底解説

「タイに何年住めるか」ではなく、これから先もタイを生活の拠点にしたい。
そんな方から近年注目を集めているのが、タイランドエリートの旧「生涯会員権(Lifetime Membership)」です。
現在のThailand Privilege(旧Thailand Elite)には、5年・10年・15年・20年という期間制の会員権があります。2026年8月現在、公式サイトで案内されている最長の新規会員権はRESERVEの20年間です。
しかし、それとはまったく異なる存在が、過去に販売されたタイランドエリート旧会員権です。
なかでも「生涯タイプ」は現在新規募集されておらず、一定の条件を満たす既存会員権を個人譲渡によってのみ取得可能な特殊な会員権です。
この記事では、タイランドエリート生涯会員権とは何なのか、現在のタイランドプリビレッジとの違い、メリット、譲渡の仕組み、購入前の注意点まで詳しく解説します。
タイランドエリート生涯会員権とは?
Thailand Eliteは2003年にスタートしたタイ国政府観光庁直営の国営企業が運営する長期滞在会員プログラムです。
現在はブランド名がタイランドエリートからThailand Privilege Card(タイランドプリビレッジ)に変更されています。
初期に募集された旧会員権の一部には、現在のような「5年」「10年」「20年」という期間制ではなく、最初の会員について生涯有効となるタイプが存在しました。
さらに一部の旧会員権では、第三者へ譲渡した後についても、
- 生涯会員として継続するタイプ
- 譲渡後は30年間の会員期間になるタイプ
などがあります。旧会員権は契約時期・種類によって条件が異なるため、実際の譲渡前には対象会員権ごとの契約条件を確認することが非常に重要です。
つまり、ひとくちに「タイランドエリート生涯会員権」といっても、すべての旧会員権が同じ条件というわけではありません。
ここが最も重要なポイントです。
現在は新規で申し込むことができない
現在のThailand Privilegeでは、生涯会員権の新規募集は行われていません。
2026年8月現在、新規会員向けにはBronze、Gold、Platinum、Diamond、Reserveなどが用意されており、公式サイトでは最長20年間の会員期間が案内されています。
そのため、生涯タイプを希望する場合、新しい生涯会員権をThailand Privilege Card社から入会するのではなく、すでに保有している旧会員からの個人間譲渡を受けることになります。
この「新規募集は終了」という点が、生涯会員権の大きな特徴です。
生涯会員権最大の魅力は圧倒的な会員期間
現在のThailand Privilegeで最長となるRESERVEは20年間です。
一方、生涯タイプの旧会員権は、その名の通り条件によっては生涯にわたって会員資格を維持できる可能性があります。
例えば50歳で20年会員権へ入会すれば、70歳で会員期間が終了します。
しかし生涯タイプなら、会員権の条件が維持される限り、70歳、80歳、その先までタイでの長期滞在を考えることができます。
そのため、
「老後はタイで暮らしたい」
「日本とタイの2拠点生活を一生続けたい」
「ビザ更新について毎年心配したくない」
という方にとって非常に魅力的な選択肢になります。
5年間のマルチプルビザを利用
「生涯会員」という言葉から、パスポートに一度だけ永久有効のビザが貼られると思われることがありますが、そういう意味ではありません。
旧生涯会員権では、会員資格をベースとして長期滞在用のビザを更新しながら利用していく仕組みになります。
旧会員権については5年間のマルチプルビザを利用するタイプが確認されています。
そのため、「生涯ビザ」という表現が使われる場合でも、厳密には生涯続く会員資格に基づいて長期滞在ビザを利用できる仕組みと理解するのが適切です。
タイの永住権とは違う
ここも重要です。
タイランドエリート生涯会員権は非常に長期間タイに滞在できるため、「タイの永住権のような会員権」と表現されることがあります。
しかし、法的な意味でのタイ王国のPermanent Residence(永住権)そのものではありません。
あくまでThailand Privilege Cardの会員資格と、それに付随する長期滞在制度です。
したがって、
「生涯会員権=タイの永住権」
と完全に同一視するのではなく、
「タイで非常に長期間、安定した滞在環境を確保するための会員制度」
と考える方が正確です。
生涯会員権にはVIP特典もある
旧タイランドエリート会員権が注目されるもう一つの理由が、現在のポイント制とは異なる旧制度ならではの特典です。
対象となる旧会員権によって異なりますが、代表的なものとして次のような特典があります。
1.空港でのVIP待遇
タイ入国・出国時に専任スタッフによるサポートを受けられるサービスです。
空港到着時からタイランドエリートらしい特別なサービスを受けることができます。
2.リムジン送迎
対象となる旧会員権には、空港とホテル・自宅などの間でリムジン送迎サービスが付帯するものがあります。
3.毎日ゴルフのグリーンフィー無料
初回入会が2003年から2008年までの旧会員権は、提携ゴルフ場で年間365日グリーンフィー無料でのプレイが可能です。。
ゴルフ目的でタイに長期滞在する人にとって、非常に大きなメリットです。
4.毎日タイマッサージ無料
提携スパなどでマッサージサービスを利用できる旧会員権もあります。
5.年一回健康診断無料
初回入会が2003年から2008年の旧会員は年一階の健康診断サービスが利用できます。
「旧会員権ならすべて同じ特典」というわけではないため、購入前の確認が必要です。
生涯会員権は「譲渡できる」ことが大きな特徴
旧会員権の大きな特徴が譲渡制度です。
一般的なビザは他人に売却することはできません。
しかし対象となる旧タイランドエリート会員権は、Thailand Privilege Card社にて所定の手続きを行うことによって、会員名義を別の人へ変更できる場合があります。
これは現在の一般的なThailand Privilege会員権との大きな違いです。
「使った後に売却する」という考え方もできる
例えば50歳で旧会員権を取得し、70歳まで20年間タイで利用したとします。
その後タイで生活する予定がなくなった場合、保有する会員権が再譲渡可能なタイプであれば、次の購入希望者へ譲渡するという選択肢が生まれます。
つまり、
購入→長期間利用→将来譲渡
という考え方ができることになります。
ただし、会員権を金融商品や不動産のような「値上がりを保証された投資商品」と考えるべきではありません。
将来の売買価格、買い手の有無、Thailand Privilege Card社の規約、譲渡手数料などは変化する可能性があります。
あくまで、利用価値を持ちながら将来譲渡できる可能性がある会員権と考えるのが適切です。
生涯会員権購入で最も重要なのは「会員権の確認」
旧会員権を個人間売買で購入するときに、価格だけで判断するのは危険です。
最低でも、
「正式な会員本人が売却しているのか」
「本当に譲渡可能な会員権なのか」
「譲渡後の会員期間は生涯なのか30年間なのか」
「現在利用できる特典は何か」
「Thailand Privilege Card社への譲渡手数料はいくらか」
「過去の譲渡履歴に問題がないか」
などを確認する必要があります。
特に重要なのが譲渡後の会員期間です。
売主が現在「生涯会員」だったとしても、買主へ名義変更した後も必ず生涯になるとは限りません。
対象となる会員権の契約条件を確認したうえで取引する必要があります。
個人間で直接送金する取引には注意
旧会員権は年々人気が高まり譲渡価格も高騰しています。
そのため、
「売主に代金を払ったのに名義変更されない」
「説明されていた会員期間と違う」
「実際には譲渡できない会員権だった」
といった問題を避けるためにも、売買契約・本人確認・会員権確認・代金決済・名義変更を一体として管理することが重要です。
通常の商品をインターネットで購入するのとは性質がまったく異なります。
会員権売買とThailand Privilege Card社での名義変更は別の手続きとして考える必要があります。
現在のThailand Privilegeとの違い
2026年8月現在、Thailand Privilegeの新規会員権は最長20年間です。
一方、旧生涯会員権には条件によって、
生涯という圧倒的に長い会員期間
第三者への譲渡制度
旧制度独自のゴルフやマッサージなどのサービス
といった特徴があります。
単純に「新しい会員権より古いから安い」という商品ではありません。
むしろ現在では新規発行されていない条件を持つため、旧会員権だからこその希少性があります。
どんな人に向いているのか
タイランドエリート生涯会員権は、特に次のような方に向いています。
タイへの移住を考えている方。
年間数か月以上タイで生活する方。
日本とタイの2拠点生活を考えている方。
タイでリタイア生活を送りたい方。
ゴルフやマッサージなどタイでの生活を楽しみたい方。
将来的にもタイとの関係を長く持ち続けたい方。
そして何より、
「20年後にもタイに住んでいたい」
と考える方です。
20年間でも十分長い期間ですが、40代・50代で加入する場合、その先の人生があります。
そのため、タイを単なる旅行先ではなく人生の拠点の一つとして考えている人にとって、生涯会員権は非常に興味深い選択肢となります。
まとめ|
タイランドエリート生涯会員権は現在では手に入らない希少な会員権
タイランドエリート生涯会員権は、現在Thailand Privilege Card社が新規入会募集している会員権ではありません。
現在の新規会員制度は最長20年間ですが、過去に発行された旧会員権の一部には生涯タイプが存在し、対象となる会員権については現在も譲渡制度が残されています。
つまり、現在この会員権を取得する方法は、
「すでに存在する旧会員権を保有者から譲り受ける」
という方法が中心となります。
長期間タイに滞在できること。
VIPサービスを利用できること。
対象会員権ではゴルフやマッサージなど旧制度独自の特典があること。
そして、条件によっては将来再び第三者へ譲渡できること。
これらが旧タイランドエリート生涯会員権ならではの魅力です。
ただし、旧会員権は発行時期や契約によって条件が異なります。
購入を検討する場合には、価格だけを見るのではなく、Thailand Privilege Card社で正式に登録されている会員権なのか、譲渡後の期間は何年なのか、どの特典が継続するのか、譲渡手数料はいくらなのかまで確認してから手続きを進めることが重要です。
希少な会員権だからこそ、安心・安全な方法で取引することが何より大切です。
正規代理店による安心・安全仲介システム

旧会員権の譲渡には様々な手続きが必要です。
1所有権の確認
2譲渡価格交渉
3安心かつ安全な売買契約
4安心かつ安全な代金決済
5国営企業と入国管理局による購入者の入会申請と審査
6入会承認後の安全な代金決済
これらを個人で行うのは至難の業です。


